水彩色鉛筆画のメイキング

Photoshopで水彩色鉛筆画を描いてみた

こんにちは、OKOJOです。
かなりお久しぶりです。
生きてます。

日常が忙しかったり色々で、気にはなりつつ放置すること二年弱……
イラスト描きも何だかんだで放置気味だったのですが、最近ようやく何か書きたい気分になってきたので、以前からやってみたかったデジタル水彩色鉛筆画に挑戦。
Photoshopで色鉛筆で描いたような効果の出るブラシを作り、さらに水彩で塗ったような感じのブラシを作り、その二つを併用してデジタル水彩色鉛筆画です。
なかなかイイ感じのブラシができたので、記事の下の方にブラシファイルをDLできるリンクを張っておきますね。

せっかくPhotoshopで描くんだから、わざわざアナログチックにしなくても……というご意見もあろうかと思います、ごもっとも。
まあ、なんというか、アレですよ、「自己満足」ってヤツですよ。
色々試行錯誤はしているのですが、どうしても、デジタル塗りが思うようにいかないので、方針転換というか……(デジタル塗りはそのうちちゃんとできるようにはなりたいので、諦めたとは言いません)

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文字化けについて

 「水彩色鉛筆画のメイキング」の【基本と豆知識】(他、説明ページ)が文字化けして読めないとのご連絡をいただきました。
 私の方で確認しましたところ、確かに、ジャンプすると「?」がいっぱい表示されてて「なんじゃこりゃー!」な状態になってました。
 ご連絡くださいまして、ありがとうございました。

 上記、対処法をここにてご説明いたします。
 【基本と豆知識】のページを開きまして、文字化けしているようでしたら、ブラウザのエンコードを「シフト JIS」に変更して下さい。
 Internet Explorerをお使いの場合、[表示]→[エンコード]→[シフト JIS]の順にクリックしていただければ、エンコードの変更ができます。
 BLOGの方の設定がUnicodeなので、ブラウザがそのままの状態を引き継いで表示しようとしているための現象と思われます。

 お手数ですが、よろしくお願いします。

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色鉛筆画に適した紙

 久し振り~に、ネットに入りました。
 ここのところ、土曜の夜か日曜の昼間しか入っておりません。
 うふふ~。

 ヒューマンプレーヤー、GW中は休日だったので、画面の中の人々は毎日同じようなことをやっていたんですが、平日はけっこうまちまちな事をやってるようです。
 とはいえ、平日はこちらとしてもそうそう覗く暇も無いんですが。
 笑ったのは、ネクラ一人ぼっちの坊ちゃんが、学校の授業が始まる前辺りの時間に1人で机についてボーっとしてたので、何をやってるのかとポチッと押してみたところ、「くらい」の一言だけが表示されたことでしょうか。そんな身も蓋も無い…という訳で、妙に受けました。
 しかし、毎日誰か彼かが合コンしてるってのは、不思議でなりません。
 未成年、酒飲んでるよ~と突っ込んでみたり。
 ちなみに、ネクラ一人ぼっちの坊ちゃんが合コンしてるのは、見たこと無いです。毎晩、自分でご飯作って一人で食べてます。
 まあ、そんなところです。

 色鉛筆画について、拍手でコメントをいただきましたので、以下、レスです。
 色鉛筆画に適した紙について。ご興味のある方は、下へどうぞ。

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水彩色鉛筆画のメイキング【1】

 大人の塗り絵等の流行により、ここのところ色鉛筆(水彩色鉛筆含む)人口が増えているようです。
 という訳で、水彩色鉛筆画を始めたばかりの(もしくは始めたい)方への、素人による素人向けの水彩色鉛筆画のメイキングを作ることにしました。
 ここで触れることは、基本的な作業の流れの他は、私が水彩色鉛筆画を描く上で気付いた点(小技)などに留まりますので、「講座」ではなく、あくまで一個人の「メイキング」ということを念頭に置いた上で、日記を読む感覚でお楽しみいただければ幸いです。
 そもそも絵の描き方などは一人一人違っているのが当然のことで、教室で習ったから、教本に書いてあったからといって、その方法が全ての人にとって最適であるとは言えないと思います。という訳で、ここでの内容も、数ある方法の内の一つとして参考にしていただければと思います。
 また、文章が長くなって読みにくくなるため、画材や用語の説明は別ページに記載することにしました。単語に貼ったリンクから各説明にジャンプできるようになっております(別窓)。

1、下絵と転写について

 何はともあれ、先ずは下絵(塗るための線画)を用意しなければなりません。
 勿論、自分で描けるなら自分で線画を描いて用意すれば安上がりですが、どうも自分の絵ではやる気が沸かないという場合は、無理をせずに本屋さんで塗り絵の本を購入した方が良いかと。色々有るから、楽しいです。
 ちなみに、ちゃんとした絵をお手本に色を塗るだけでも、デッサン力は徐々に付いていくと私は信じてます!

◆とりあえず、以下、下絵の準備から。(塗り絵の本を使う場合はこの作業は不要です)

 私の場合は、コピー用紙に鉛筆で殴り書きして、 ミリペンペン入れして、鉛筆の線を消して終わりです。
 人によっては、鉛筆で描いたものに トレーシングペーパーをかけて、そのトレーシングペーパーに清書するようです。パーツごとに描き分けておいて、トレーシングペパーに転写する際に組み合わせることもできます。利点は、鉛筆の線を消さなくて良いから、下絵がきれいに仕上がるところ。でも、気をつけないと、いつの間にか下の鉛筆書きの紙とトレーシングペーパーがズレてしまうのでキッチリ固定しておきましょう。

 そういうわけで、今回の下絵。↓ ペン入れまで終わったところ。スキャナで取り込んだ画像です。
居眠り姫

◆続いて、下絵の転写です。(塗り絵の本を使う場合はこの作業は不要です)

◇先ず用意するもの
  下絵 : これはわざわざ書くまでもなく
  トレーシングペーパー : 結局これは使います。カーボン紙の代わり。なくても何とかイケルと思いますが。
   : 画用紙など 詳しい説明は別ページにて
  セロハンテープ : 下絵と画用紙を固定するのに使用
  シャープペンシル又はボールペン : 筆圧が高いと跡が残るので、シャープペンシルがお勧め。ボールペンなら色付き。

 私の場合は、 イラストボードを使ってます。 パネルを使うとなると水貼りが面倒だし(乾燥1日…)、何よりパネルの木目が出そうなので。
 今回は、museのBBケントを使います。サイズは、B5です。(B4をカッターナイフで真っ二つ)
 写真では分かりにくいかもしれませんが、厚さ1mm。
下絵とイラストボード

 では、先ず、トレーシングペーパーをカーボン紙のように変身させます。
 トレーシングペーパーの片面一面を鉛筆で塗りつぶします。鉛筆の濃さはできれば2B以上で。繰り返し使えるので、使い終わったら、広告などにはさんで保管しておくと良いですよ。
 下絵を直接トレーシングペーパーに描いた場合は、その裏面を鉛筆で塗っても良いかと。この場合、全部を塗りつぶさずに、線の部分の裏側だけを塗っておけば良いです。
 どうしてもトレーシングペーパーが入手できなかった場合は、下絵の紙の裏側を同じように線に沿って塗ればOKです。この場合、濃い目に(多めに)塗っておいた方が良いようです。(トレーシングペーパーほど鉛筆が濃く付かないため)
 (カーボン紙を使うのだけは絶対にやめて下さい。カーボン紙のインクはたいていの場合消しゴムでは消えませんし、濃すぎます)

 続いて、紙(イラストボード)の上に下絵を重ねて、ずれないように一辺をセロハンテープで留めます。粘着が強いので、セロハンテープは手の甲などに一度貼ってから粘着力を落として使うと良いです。
 色が入るところにセロハンテープを貼らないように。(下絵の裏に直接鉛筆を塗った場合はここまででOK)
 そして、先程準備したトレーシングペーパーを、塗った面を下(イラストボード側)にしてはさみます。極力トレーシングペーパーがすれないようにします。
 できれば、向かい側のもう一辺もセロハンテープで固定しておくと良いです。と言うか、して下さい。ずれますから。
 ↓図
とりあえず図で表してみた
 
 それでは、下絵を転写します。
 シャープペンシルで線をなぞっていきます。必要以上に力を入れなくても良いですが、ある程度の力は入れます。
 細かいところ(特に顔)は、線がつぶれがちになるので、気をつけます。
 とりあえず全部の線がなぞれたら、本当に全部なぞれたかチェックした方が良いかと。シャープペンシルの線では見難いですが、斜めにしたら光の加減で照って見えるので、その辺で何とかチェックして下さい。(色付きのボールペンでなぞると分かりやすいですが)

 では、トレーシングペーパーを外してみます。
 この時、下絵と紙(イラストボード)を留めているテープは、全部取ってしまわずに一辺分だけ残しておくと、写し忘れがあった時にそのままササッとなぞり直せるので良いですよ。
 で、↓こんな感じに転写できました。(思ったより濃く付きました)
転写完了

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水彩色鉛筆画のメイキング【2】

2、下書き処理(塗り絵の本を使う場合はこの作業は不要です)

◆めでたく下絵の転写が終わりましたら、色を塗る前の一手間を。
 せっかくきれいに転写できても、このままでは鉛筆の線が濃すぎるので、色鉛筆でこすった時に黒ずんで汚くなってしまうことがあるのです。
 で、鉛筆の線を他のものに置き換えていきます。言ってることはややこしいですが、やることは単純明快。線をなぞるだけです。

◇用意するもの
   色鉛筆 : 水彩色鉛筆か、シャープペンシルの色芯(又は消しゴムで消える色鉛筆)
   ネリケシ : できれば色の付いていないものを

 線をなぞるだけと言っても、それなりに注意点があるので、書いておきます。
  ※黒は使わないこと(色が汚くなります)
  ※輪郭をなぞるわけですので、隣接する色を使うと良いです。
  ※全ての線を同様になぞると線が際立ってしまうので、線が際立つのが嫌な場合は加減します。
    影になるところは濃くなぞって、光が当たっているところは薄くなぞるか、明るい色を使うなど。
    水彩色鉛筆を使う場合は、水で解けて薄くなるので、そこまで気にしなくても良いですが。

 そういうことで、ざっとなぞり終えました。撮影環境があんまりなので、あまり分からないですが、ちょろっと茶色いのがはみ出しているのが、なぞった部分です。私は、シャープペンシルの色芯を使っております。細いので使いやすくて。
なぞり1回目

 一度なぞったら、なぞった線が消えない程度にネリケシで転写した鉛筆の線を消します。
 こすらずに、軽くトントンとすると消えます。
 水彩色鉛筆はそれほど消えませんが、シャープペンシルの色芯は消しゴムで消えるものが多いので、やりすぎには注意します。何事も程々に。
 で、ざっとトントンしました。薄くなりました。
なぞり1回目

 そうしたら、同様に2度目のなぞりを。
 すると、こんな感じ。↓
なぞり1回目
 若干鉛筆の黒い線が残ってますが、こんなもんです。とにかく薄くなりゃ良いんです。

※水彩色鉛筆でなぞる場合、もしかしたら塗りこんだ鉛筆の線が消せずに残ってしまうことがあるかもしれませんので、線をなぞる前にあらかじめ鉛筆の線を薄くしておいた方が良いかもしれません。

 とりあえずこんな感じで、自分の納得いくまで鉛筆の線を薄くしていきます。
 また、転写する際にトレーシングペーパーが擦ってうっすら黒くなっているところなどあるかもしれませんので、白い部分もネリケシをかけておくとグーです。

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水彩色鉛筆画のメイキング【3】

3、下塗り

準備完了、ということで、塗ります。
先ずは下塗り。

◇用意するもの
   水彩色鉛筆 : 24色以上は欲しいところ
    : 大きめでけっこう(10とか12とか)
    : 当然のことながら、筆洗いに入れてスタンバイ
   カッターナイフ : お好みのものを

※これから下塗りとして紹介させていただく方法は、『きたのじゅんこ 光と色のファンタジー 水彩色鉛筆画入門 魔法のテクニック(朝日出版社 刊)』で紹介されているテクニックです。私個人が水彩色鉛筆画を制作するに当たって、どうしても外せない工程である為、簡単にご紹介させていただきます。(詳しい内容を知りたいという方は、是非『きたのじゅんこ 光と色のファンタジー 水彩色鉛筆画入門 魔法のテクニック(朝日出版社 刊)』をご参照下さい)

 この作業は下塗りですから、ざっと色を置いていくだけにしておきます。
 先ずは↓参照。良く見るとごみのように何か落ちてますが、これは、水彩色鉛筆の芯をカッターナイフで削ったものです。
ごみじゃないよ
 塗りたい色を塗りたい場所に適当に削り落としていきます。
 何色かブレンドすると味わいが出ます。
 たまに、「ここにこんな色を置きたい!」という直感が働きますので、感じるままに色を置いていくのも楽しいかもしれません。
 色が混ざったら困る部分同士は、別々に作業を進めた方が良いです。

 芯の削り方にちょっとコツがあります。
 普通、鉛筆をカッターナイフで削るときは刃を斜めに寝かせますが、今回の場合刃は芯に対して垂直にして削ります。(ごぼうの皮をこそぐのと同じ要領です)そうすると、小さく削れます。
 あらかた色を置いたら、水をたっぷり含ませた筆で鉛筆の粉を溶かしつつなじませます。
 ↓こんな感じに。
水でなじませた
 ハケ目が残らないようにできるといいのですが。
 残った(はみ出した)削りかすは、次の色を削り落とす前に取り除いておきます。
 そんなこんなで、全体をざっと薄く塗っていきます。
下塗り完了

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水彩色鉛筆画のメイキング【4】

4、本塗りと仕上げ

下塗りが終わりましたら、ようやくメインの塗り方に入ってまいります。
とりあえず、紙が乾いてから作業を進めます。
ここまでの道のりはけっこう長かったですが、これも作品を美しく仕上げるためです。楽しんでやっていきましょう。

◇用意するもの
   水彩色鉛筆 : 24色以上は欲しいところ
    : 塗る面積に合わせたものを用意(6~12くらい)
    : 当然のことながら、筆洗いに入れてスタンバイ
   ネリケシ : 色のついていないものを
   サッピツ : 大きいのと小さいのがあれば尚良し(無くても良し)
   定着剤 : スプレータイプのもの

◆では、塗ります。

 下塗りでざっと置いた色を参考に、はじめは、普通に色鉛筆で塗るように塗ります。陰になっている部分は濃い目、光が当たっている部分は薄めに塗ると、立体的になります。陰の部分は、更に色を暗めのものに変えて重ね塗りします。※黒は使わないこと※
 あらかた塗れましたら、もう一度水を含ませた筆でなじませます(やらなくても良いですが)。ちょっと色が薄くなります。私の場合は、本塗りではこの時くらいしか水を使いません。が、それはそれ、ご自分の好きな回数、水でなじませてください。

 あとはただひたすら色鉛筆塗りをします。
 薄い色から濃い色へ。暗いところから明るいところへ向かって、だんだん色を薄く塗ると力の加減ができて塗りやすいです。(暗いところ「強く」→明るいところ「弱く」)
 単色で塗らずに、何色かを重ね塗りすることで、奥行きや重厚感が表現できます。
 薄い色の部分が陰になっている場合は、その色の 補色で薄い色をうっすらと重ね塗りすると、効果ありです。くれぐれも強い力で塗らないように。
 細かいところは無理をせずに、鉛筆の先を細く尖らせて塗ります。細いと濃い目に色が入ってしまうので、はじめは手加減して色の濃さを調節します。
 あと、物の向きに合わせて塗ることも重要です。例えば、木の幹は、縦向きの線を強調します(横方向にも塗りますけど)。分かりやすいところでは、髪の毛は、毛の流れに沿って線を描いて、その線の集合で表現します。

 あらかた塗れたら、サッピツで色をなじませます。面積の広いところは寝かせてこすり、細いところなんかは先っぽでゴシゴシやります。
 サッピツを使うと、色同士がなじんで柔らかい感じになります。
 サッピツが用意できない場合、指にティッシュペーパーを巻いてこする方法もあります。

 納得のいくまで、この作業を繰り返します。

◆塗り終わったら、最後の仕上げ。
 スプレータイプの定着剤をブスッと吹きかけます。
 2回くらいかけたら良いかと思われます。
 これをしておくと、画面を擦ってしまった時に色移りしたり、色がにじんだりするのを防ぐことができます。

 できあがったどー! ↓
2007_spring
木漏れ日を描くのを忘れてました。ガーン!! 大失敗!
木漏れ日だとか、木陰だとかは、下塗りの時に陰を付けておくと塗りやすいです。水でアバウトに。下塗りだけで、別段陰の部分は意識して塗らなくても良いくらいです。
(サイトの「あねっくす」に木漏れ日をPCで塗り足したものを置いてます。)

 以上、こんな感じで水彩色鉛筆画の完成となります。
 作業工程の簡単な説明に留まりますが、少しでもこれから水彩色鉛筆を始める方のお力になれていたらいいなと思います。

 本塗りの工程で説明できるところがあまり無いので、ちょっとだけ上手く塗るための基本と色についての豆知識を別ページにまとめてますので、参考にして下さい。

 【基本と豆知識】

他、気になる点、ご質問等ありましたら、コメント付けて頂けるとありがたいです。

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